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2011年06月06日
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【浜田まさよし】‐サミットへの「お土産」と「子の利益」サミットへの「お土産」と「子の利益」‐
ハマダレポート Vol.60 2011.6.6

ハーグ条約をご存じでしょうか?

1980年にできた「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」のことです。

国際結婚の増加とともに別居の際に子供を連れて母国に戻った親(多くは母親)を元々の居住国に引き戻し、その国の裁判で子供の親権を判断するというものです。

5月20日に、菅内閣が「ハーグ条約締結に向けた準備について」という異例の閣議了解を行いました。何故急に?

米国、フランスが日本の加盟を再三要求しており、原発問題の不手際、進まない普天間問題など、外交面での不面目続きの菅総理がサミットの「お土産」にするためだったとのこと!

米、英、仏、カナダなどから、夫のDV等により子供を連れて逃げ帰っているお母さんが200名以上。日本のどこかで、不安ながらに暮らしておられるのです。

一方、5月26日、私が委員長を務める参議院法務委員会で民法の改正を長時間の審議の末、成立させました。

今や日本においても、結婚する3組に1組が離婚し、子供4.5人に一人が成人するまでに親の離婚を経験するという時代。

協議離婚においては「父または母と子の面会」について決めることととし、当事者で決められない場合は家庭裁判所が決め、その際、「子の利益」を最も優先すべきことを766条で初めて明記しました。

こういう時代だからこそ、あくまで、「子の利益」を優先に。

子供は「外交の道具」ではない!浜田まさよし、叫んでいきます!

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